仮面ライダー・ゴーダの正体とは?復活のコアメダル感想

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仮面ライダーゴーダの正体について徹底解説!
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こんにちは、仮面ライダーファンの皆さん!

本日は、待ちに待った「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」についてお話しします。

この作品では、なんと「仮面ライダーゴーダ」の正体が明らかになります。

10年ぶりの復活に、私もドキドキしています!

「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」はもうご覧になりましたか?

仮面ライダーオーズのファンなら、この復活は見逃せませんよね!

私は公開2日目に映画館でこの作品を観ました。

もちろん、TTFC(東映特撮ファンクラブ)でも配信されていますので、そちらで視聴することも可能です。

この記事の最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

(注:この記事にはストーリーに関する詳細が含まれています。ネタバレを避けたい方はご注意ください。)

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仮面ライダー・ゴーダの正体とは?復活のコアメダル感想

まず、仮面ライダーゴーダの正体から始めますね。

実は、これは主人公・映司と、彼に取り憑いたグリードが、800年前の王のメダルを取り込んでパワーアップした姿なんです!

ただ、この情報だけでは、「復活のコアメダル」を見ていない方にはピンとこないかもしれませんね。

そこで、物語を追いかけながら、仮面ライダーゴーダの真の正体を探っていきましょう。

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仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダルのあらすじと感想

物語は2021年からスタートします。

破損したタカメダルのコアが修復され、アンクが目覚めると、彼の目の前には荒廃した世界が広がっていたんです。

突然復活した800年前の王とグリードたちによって、人類は滅亡の危機に瀕していました。

比奈、信吾、知世子、後藤、伊達、里中などの既知のキャラクターたちは、レジスタンスとして戦っていたんですね。

特に、比奈ちゃんは以前と変わらず強力な力でレジスタンスの中心となっていました。

その力強さは、懐かしくもありますね。

そして、全く異なった世界でアンクは映司と再会しますが、映司の雰囲気は以前とは少し違っていました。

私が半年前の映画祭で初めて予告編を見たとき、特に驚いたのは、「800年前の王が復活し、世界が荒廃する」という大胆なプロットでした。

まるで『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』のような勇敢な世界観を、シリーズの続編で見ることができるとは思いもしませんでした。

『復活のコアメダル』はオーズの完結編として知られており、ファンとしては期待が高まります。

ストーリーは複雑すぎず、明快で理解しやすいと感じました。

蘇った800年前の王

800年前の王とグリードたちが復活し、その圧倒的な力で人類に脅威を与えるシーンが描かれています。

しかし、なぜ王が蘇ったのかは、物語の中で明確に語られません。

私もこの点について疑問を持ちましたが、物語全体を振り返ると、800年前の王の役割はそれほど重要ではなかったようです。

映司が王に敗れ、戦闘中の少女を守るために重傷を負うシーンは、アンクが覚えている平和な世界とは大きく異なる現状を示しています。

「アンクの復活」の場面は、仮面ライダーオーズ本編のエンディングのシーンと絡めながら、物語の序盤で触れられますが、その後は緊迫した現状によって少しずつ背景に退いていきます。

アンクの復活は、映司の強い意志によって成し遂げられました。

アンクは「再会の感慨は後で」と言い、急に現れた会長からの説明を聞いた後、すぐにかつてのパートナーのもとへと向かいます。

映司とアンクの再会

物語が進むにつれ、視聴者としては、どう展開するのかという疑問が湧いてきます。そんな中、映司とアンクの再会は予想外のサプライズでした。

映司はアンクとの再会で、かつてのように800年前の王を倒すための取り引きを提案しました。彼はアンクに要求されたアイスを渡し、昔の「使える愚か者」としての役割を再び演じます。

映司の行動は、彼の変わらぬ性格を示しています。しかし、映司が守っていた少女に関する話題が出ると、「彼女はもういない」とあっけなく答え、アンクのメダルトスに興味を示す姿が見られました。

また、映司の戦闘スタイルも目を引きます。彼はタトバコンボでウヴァを軽快かつ力強く圧倒しました。この行動は、アンクにとっても昔の映司との違和感を感じさせるものでした。

ウヴァは「ガタキリバ無双って卑怯だ!」と負け惜しみを言って逃げ去りますが、カザリ、メズール、ガメルにはもっと活躍の場があればと思いました。時間の制限により、彼らの出番は限られていたようです。

映司の戦いを遠くから見守っていた後藤と伊達も、アンク同様に映司の変化に気付きます。「お前、映司ではないだろう?」と疑問を投げかけるシーンは、物語に新たな深みを加えました。

映司の正体とは

物語の中で、鴻上からのビデオ電話を通じて映司の正体が明らかになります。なんと、映司は鴻上ファウンデーションが「映司の大いなる欲望」を利用して作り出した新たなグリード、ゴーダだったのです。

メダルは欲望から生まれるもの。アンクは映司の中に、ゴーダムカデメダル、ゴーダハチメダル、ゴーダアリメダルの3つのコアメダルを見つけました。これは、かつてアンクが泉信吾に取りついて命を維持した状況と同じでした。

映司は800年前の王から少女を守るために重傷を負い、命の危機に瀕していました。何もしなければ、映司は失われてしまうところでした。

そこで、3つのコアメダルが映司に取り込まれ、彼の生命が維持されたのです。この3つのメダルを持つ映司こそがゴーダでした。

こうして、映司とアンクの関係は逆転します。アンクは映司の生命を維持するためにゴーダを利用し、ゴーダは自らの強大な欲望を満たすためにアンクを利用します。

この新たな利害の一致から、二人は再び力を合わせることになります。「復活のコアメダル」は、主要なストーリーの流れを巧みに逆転させ、深く描いています。

特に、映司とアンクの立場が逆転し、互いの感情を深く理解する展開は印象的でした。

アンクが比奈に映司の復活の可能性を伝えるシーンは、最終回の美しい夜景を思い起こさせ、感動をもたらします。

その時の感情は、心からの祈りのようでした。アンクと比奈が手をつなぐ姿には、過去以上の強い願いが込められています。

それは「3人で再びつながる」という願いです。

800年前の王との決戦

ウヴァが退散した後、映司(ゴーダ)とアンクは800年前の王の新たな挑戦に直面します。王はアンク以外の全グリードの力を吸収し、驚異的なパワーアップを遂げます。

観察していたカザリ、メズール、ガメルも王に吸収され、ゴーダとアンクに立ちはだかります。ゴーダはラトラータコンボを使い、王に対抗しますが、すぐに変身が解けてしまいます。

その後、アンクは自らを犠牲にし、王に吸収される戦略を取ります。内部からの攻撃で、オーズ最強とされるプテラ・トリケラ・ティラノのメダルを取り出します。

これを受け取ったゴーダはプトティラコンボで王に立ち向かい、見事に倒します。800年前の王は、復活の秘密が明かされることなく、意外にもあっさりと倒されてしまいました。

戦闘が長引いていたら、映司の体は回復していたかもしれません。また、ゴーダとのより深い交流があれば、回復の可能性もあったでしょう。

しかし、アンクが映司のような「頼りになるバカ」ではないため、その機会は失われました。アンクとゴーダの関係は、映司とアンクの反転のように見えますが、本質的には全く異なるものです。

仮面ライダーゴーダの誕生

映司の「もっと力が欲しい」という切実な願望をきっかけに、ゴーダは800年前の王を倒した功績を利用して、残された全てのメダルを吸収しました。

この行動により、映司からすぐに分離され、過去の王を上回るほどの悪い存在に変貌してしまいます。それが、仮面ライダーゴーダの始まりです。

交渉の余地がなくなり、映司は再び厳しい状況に直面し、アンクは憑依して生き延びるしかない状態に追い込まれます。

最終回の時と同様に、映司とアンクが不在の間、悪に立ち向かうのはWバースの役目となります。

後藤さんは、知らぬ間にコアメダルを使って新しい形態に変身できるようになり、バースがよりカラフルに変わりました。

しかし、通常のバースと大きな違いはなく、特別目立つ活躍は見せていません。基本的に、バースの役割は本編と同じです…少し残念ですが。

TTFCのスピンオフでその活躍をもう一度見ることができれば、ファンとしては非常に嬉しいですね。

仮面ライダータジャドルコンボ エタニティの誕生

Wバースの激しい戦いが続く中、映司と精神的に再会するアンクのシーンは、『仮面ライダーW』の「終わりの変身」のような設定で感動的な変身を彷彿とさせます。

映司が「ア〜ンク!」と呼ぶ瞬間、それはまるで火野映司そのものの呼び声でした。

この再会は、本当の意味での映司とアンクの絆の復活を象徴し、心を打つものでした。

アンクの復活の鍵となる瞬間も明らかにされます。800年前の王から少女を守るため、映司が自らの命を懸けたその時、彼はアンクの復活を心から願いながら、壊れたタカメダルを握りしめていました。

映司が最後の息を吐く中、アンクのメダルは奇跡的に完全に再生しました。生命の等価交換により、アンクは新たな命を得るのです。

この純粋で強烈な願いに対し、アンクは感動し、涙を流します。

映司の意志を継ぎ、「君がやりたいことなら」という言葉を胸に、アンクはタジャドルコンボエタニティへと変身します。

これが仮面ライダーオーズの、まさに最後の変身となります。

心の中で、「本当にこれが最後なのだろうか?」と自問自答します。

主人公が物語を去ることへの抵抗感は、続編を望むファン心理からくるものです。

パラレルワールドの作品も存在しますが、正統な続編の魅力には代えがたいものがあります。

最後の変身の際に映司とアンクの声が混じり合うシーンは、「永遠」を象徴しつつも、「終焉」を予感させるものでした。

映司とアンクの友情の深さと強さ、そしてその終わりへの悲しみと寂しさが、この変身を通して感じられると思います。

そして、終焉へ

ここからは、物語のクライマックスが再び訪れます。タジャドルコンボエタニティに変身したアンクは、映司の身体を借りながらも、実際に戦ってくれたのは映司の勇気でした。

この瞬間、映司の運命を思わせる演出に、私たちは不安と期待で胸がいっぱいになります。

激しい最後の戦いが目の前で繰り広げられる中、映司の安全を心から願いつつ、戦いの細部までを追いかけることができないほど心が引き裂かれます。

そして、仮面ライダーゴーダを見事に打倒した後、映司はアンクを現実世界に戻し、二人は分離します。

駆けつけた仲間たちの中には、映司が命を懸けて守った少女もいました。

「満足」という感情を得た映司は、仲間たちに見守られながら、穏やかに最期を迎えます。

アンクが映司の目を閉じるその手は、グリードである右手ではなく、人間らしい温かみのある左手でした。

このシーンは、深い感動を呼びます。悲しみと美しさが交錯する、忘れがたい最期でした。

アンクと比奈が涙を流しながら遠くを見つめる中、「Anything Goes! “Ballad”」の旋律が流れ、物語は「いつかの明日」に向けて静かに幕を閉じます。

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仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダルの考察

「いつかの明日〜に手が届く」が公式から発表されたとき、私は期待と同時に少しの不安を感じました。

「アンクの復活」がどのように表現されるのか、本当に気になっていました。

そして、「アンクの復活」の後に展開される物語はどんなものになるのでしょう。

情報を一切見ずに初日の上映に向かった時、心はドキドキしていました。誰もが予想しなかった「アンクの復活」と「映司の消失」が物語の中心にあるとは、驚きでした。

「いつかの明日〜に手が届く」というテーマの探求

「いつかの明日〜に手が届く」が示すものは何でしょうか。

映司はアンクを失い、深い喪失感を抱えながら生きてきました。そして、彼が夢見た「アンクの復活」の日がついに訪れるのかと私たちは考えます。

この物語が迎えた完結は、渡部秀さんをはじめとするチームオーズによって真剣に描かれた「フィナーレ」です。この終わり方は、「公式の歴史」として深く受け入れられるほど、説得力がありました。

Dr.真木との激しい闘いの末、アンクは自らの命をかけて得た「充実」と、映司が感じる「アンクの失われた存在」という深い傷。これらは、映司にとって「充実」を感じることができない重荷となりました。

映司が「いつかの明日〜に手が届く」を求めて旅立った物語は、「アンクの復活」とともに彼自身の「充実」を見つけ、終わりを告げます。

この結末が実現したとしても、映司自身がすべてを手放したとしても、それは彼にとって重要なことだったのです。

最終的に映司は「アンクの復活」を成し遂げ、さらには「少女に手が届かなかった」という過去の後悔までも乗り越え、「充実」を得ることができました。

これにより、火野映司の物語は一つの完結を迎え、「良い終わり」を迎えたと言えるでしょう。

物語の終章への反思

物語が全体としてどのように進化し、オリジナルの精神を忠実に継続しているかを見るのは魅力的です。

『オーズ』は、ファンへのサービスを超えて、作品への深い理解と敬意を示した終わり方を迎えました。これにより、物語の深さと強さが際立っています。

シンプルながらも、ストーリーのまとめ方には納得感があります。それが最善の方法だったかどうかは分かりませんが、他にも可能性があったはずです。

映司の望みが、アンクや比奈ちゃんと再び絆を深めることに向かっていたらどうなっていただろうと思います。アンクの復活だけでなく、もっと先を見据えた望みを持つことを願いました。

個人的には、映司が元気でいる終わり方を望んでいました。それが「美しい終わり」であっても、映司が「充実」していたとしてもです。

アンクや比奈ちゃんと共に楽しい時を過ごし、笑顔でいる姿を見たかったのです。知世子さんが比奈ちゃんに伝えた「惜しみなく欲望を抱け」という言葉を、映司とアンクにも向けて欲しいと願っています。

これは、物語の良し悪しとは関係なく、私の個人的な願いです。

物語の結末に納得しつつも、笑顔での再会を望む自分がいます。Dr.真木と鴻上のような内面の対立を感じています。

この物語を経験した後の、「後戻りできない」という感覚が、心を重くしています。

オーズのファンは、この映画をどう受け止めたのでしょうか。

まだこの作品を見ていない方には、「見るべき」とも、「見ない方がいい」とも言いたくなる、複雑な感情を抱いています。

しかし、仮面ライダーファンであるあなたには、ぜひ見て、自分なりに考えて欲しいと思います。

そして、あなたが出した答えが、あなたにとっての真実になります。

「アンクの復活」と「映司の失効」という大きな代償を受け入れた私は、再び「満足感を求める」旅を続けます。

新しい「いつかの明日に手が届く」日を夢見て、私の探求は終わりません。

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仮面ライダー・ゴーダの正体とは?復活のコアメダル感想・まとめ

この記事では、仮面ライダーゴーダの正体に迫り、同時に「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」の物語を詳しく解説し、個人的な感想を共有しました。

物語はシンプルながらも、終わりに向けての展開は多くの思考を促すものでした。

この映画を見た方々は、様々な感想を持たれることでしょう。

もしまだ観ていない方がいらっしゃれば、この機会に是非視聴して、ご自身の感想を深めてみてください。

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