ラキアと絆斗が本音で繋がり涙を呼んだ32話。
その余熱も覚めぬうちに、闇菓子財閥の怪物マーゲンが黒ガヴを携え参戦!
一方ショウマはゴチポッドで“オーバーモード”へ覚醒し、赤と黒、甘味と暴力が真正面から激突します。
33話で何が起きるのか?
公式予告の断片と現場写真を手掛かりに、放送前のドキドキを徹底シミュレーションし、鍵を握る勝敗ポイントを大胆に読み解きます。
仮面ライダーガヴ33話予測:黒ガヴ暴走VS覚醒オーバーモード!激震一撃バトルの行方
32話で明かされた“本音バディ”の余韻も束の間、最新予告は〈黒ガヴ〉と〈オーバーモード〉が同時に牙を剥く急展開!
財界の怪物マーゲンが殴り込み、デンテの新兵器ゴチポッドが火を噴く――赤と黒の衝突が街を揺らす33話は、ただの続編では終わらない。
“一撃必殺”の拳が勝敗を決するのか、それとも闇菓子の甘い罠が覆すのか?
戦局を左右する伏線を総ざらいし、放送前に熱量MAXで読み解いていきます!
黒いガヴを操る“財界の怪物”マーゲン襲来――狙いはガヴ狩り?
次回のカギを握るのは、グラニュート界の豪商マーゲン。
闇菓子の禁断の甘美に溺れ、自らビターガヴの力を得た改造体として人間界へ乗り込んできます。
・腹部に黒いガヴを装着し、ブレイクッキーフォームまで使用可能
・標的はショウマたち“グラニュートハンター”――ニエルブから依頼を受けている
財力で兵器を買い漁るタイプかと思いきや、本人が直接ライダー化して殴り込むのは想定外!
ニエルブはマーゲンの財と暴力を同時に利用し、〈闇菓子利権+ガヴ排除〉の二段構えを狙っていると見ました。
絆斗とラキア、再びピンチ!? “スパイス”呼ばわりで吹き飛ぶハンティ
予告では絆斗が「スパイスのくせに失礼ですよ」とマーゲンに放り投げられるシーンが印象的。
→マーゲンは人間を“香りづけ”程度にしか見ていない=闇菓子中毒者らしい歪んだ価値観。
→絆斗の腹部負傷はかなり深刻そうで、ヴァレン・フラッペカスタムの出力低下を招くかも。
ここでラキアが庇う構図になれば、31-32話で築いたバディの絆がさらに強固に。
逆に、マーゲンがラキアをも“黒ガヴ”で圧倒すれば、ヴラムとのタッグ変身が封じられる可能性もあり得ます。
デンテの切り札「ゴチポッド」――ゴチゾウ総力戦の幕開け
倒れているデンテに幸果が駆け寄るカットは不穏ですが、同時に〈新発明完成の合図〉でしょう。
・ゴチポッド=複数ゴチゾウを同時チャージ→一撃必殺のブースト弾薬?
・幸果が瓶をショウマに投げ渡す描写から、携帯型カートリッジのようなギミックか
デンテは「ショウマの力になりたい」と語っており、ゴチポッドでゴチゾウの能力を束ね、ガヴの“限界火力”を一気に引き上げる予感。
仮にこれがマーゲンの黒ガヴと同系統のシステムなら、〈黒ガヴ vs 赤ガヴ+ゴチゾウ大合体〉という対比が熱い!
新フォーム・オーバーモード誕生?――“ブリザード超え”の片鱗が見えた!
※オーバーモードについては予想も入っていますので、皆さんの目で正解を確かめてくださいね。
予告映像の最大の衝撃は、ショウマが〈ゴチポッド〉をガヴベルトへ装填し、鮮烈なオレンジ装甲×アメジストパープルのスーツへ一瞬で換装するカット。
肩・前腕・脛に分厚い強化シェル、そして巨大化した拳型ガントレット――まさにパワー特化型フォーム・オーバーモードの初お披露目です。
- 変身フロー
①幸果が投げるゴチポッドをキャッチ
②ベルト装填と同時に稲妻状のイエローラインが全身を走り発光
③「オーバー!」の掛け声とともに重装アーマーが瞬時に展開
コンセプトは“圧倒的フィジカル”
ブリザードソルベが凍結&精密射撃だったのに対し、オーバーモードは拳を振るだけで衝撃波が走る近接特化。
下半身から上半身へ力を一気に送り込む稲妻ラインが、その打撃ベクトルを視覚的に強調しています。
防御性能
流線形のオレンジ装甲は見た目どおり高耐久。予告の一瞬では、マーゲン(黒ガヴ)のブレイクッキーブレードを素手で受け止める描写もあり、シリーズ最高クラスの硬度が期待できます。
必殺技〈オーバースマッシュ〉
両拳をクロスしエネルギーを凝縮→一直線に叩き込むストレートパンチ。
壁面ごと粉砕する映像から、貫通+爆砕の二段ダメージが濃厚。
黒ガヴの重装甲すら砕け散るか!?
リスク要素
放熱フィンが見当たらず、内部温度は急上昇必至。
ゴチポッドのエネルギーを一括消費するため、長時間維持は難しい“切り札フォーム”と見るのが妥当でしょう。
総じて、ブリザードを「技」とするならオーバーモードは「力」。
マーゲンとの肉弾戦は衝撃波だらけの重量級バトルになりそうです――
放送当日は拳と拳がぶつかる轟音に備えて、スイーツではなく耳栓を用意した方がいいかもしれませんね!
ボッカ大統領と闇菓子外交――人間界への“公式介入”が始まる?
裏側ではグラニュート政界トップのボッカが闇菓子を手土産に暗躍。
今回マーゲンを送り込んだのは〈成果を提示し、地球での大量生産計画を進める試金石〉とも考えられます。
・マーゲン討伐=ボッカが“次の手”を打ってくる布石
・ニエルブは開発費を大統領資金で潤沢に確保→さらなる黒ガヴ量産ルートへ?
ショウマがマーゲンを倒しても、闇菓子戦線は逆にエスカレートする可能性大。
33話は「勝利=次なる地獄の扉が開く」転換点になりそうです。
ガヴ33話予想まとめ
33話は「黒ガヴの猛威 vs ゴチゾウ総力戦」という“超過熱対決”になりそうです。
オーバーモードが放つ一撃必殺がマーゲンの豪腕を貫くのか、それとも闇菓子資本の底力が勝るのか?
放送当日は“甘い香り”では済まない火花が散ること間違いなし。
今からお菓子片手に正座待機決定ですね!
仮面ライダーガヴ32話:ラキア×絆斗“本音バディ”が照らす痛みと共鳴のドラマ
今週の『仮面ライダーガヴ』第32話は、〈弟への復讐心に突き動かされるラキア〉と〈その暴走を必死に受け止める絆斗〉の濃密なドラマが中心。
アクションの迫力はもちろん、キャラクターの“生身”が痛いほど伝わる人間ドラマに胸をえぐられる回でした。
以下、流れを追いながら振り返ります。
ラキア、理性崩壊――“コメルの傷”と重なるリッパーの斬痕
冒頭、リッパーの鎌が残した樹木の傷を見たラキアは、弟コメルの背中に刻まれた致命傷と重ねて激昂。
リッパーを追うため幸果に電話で怒鳴り散らす姿は、ふだん冷静な彼からは想像できないほど痛々しく、「こんなラキア、初めて見た…!」と心がざわつきました。
しかも絆斗の足は粘液剥がしでズタズタ。
ふたりともボロボロなのに止まらない――それが今回の悲痛なスタートです。
リゼル×ショウマの“毒入りアフタヌーンティー”
一方庭園では、パンケーキをぐちゃぐちゃに潰し「かわいい」と微笑むリゼルと、戸惑うショウマの対話が不気味な彩りを添えます。
リゼルは〈シータ消失に苦しむジープが可愛い〉と悪びれず言い放ち、ショウマは「俺は人の幸せを奪う者を許さない」と宣言。
パンケーキの甘い香りと、リゼルの冷たい美学のコントラストがゾクッとするシーンでした。
怒りをこらえるショウマの拳が震えていたの、見逃せませんね。
酸賀の研究室で芽生える“共鳴”――家族を奪われた者同士の痛みが重なる瞬間
廃ラボの薄明かりの下、応急セットを掻き集める絆斗とラキア。
いつもは胸ぐらのつかみ合いが常の二人ですが、この場面は張り詰めた沈黙が支配します。
まず絆斗が切り出します。
「お前もストマック社に誰か奪われたのか? コメル、だろ…」
ラキアは肩を震わせ「気安く名前を呼ぶな」と荒げるものの、絆斗はひるみません。
絆斗は〈18年前、公園で母・早恵がグラニュートに連れ去られた〉過去を語り、母が“闇菓子のスパイス”として命を散らした現実と、真相へ辿り着くまでの18年を静かに吐露。
ここでラキアは、自分だけが深手を負ったわけではないと悟ります。
重い空気のなか、ラキアもようやく口を開きました。
「コメルは俺の弟だ。闇菓子のバイトから足を洗おうとして粛清された。背中に深い斬り傷…あれが全てだった」
弟は〈闇菓子の快楽〉より〈良心〉を選び、命を落とした――その無念こそがラキアを突き動かす核心でした。
互いの“大切な人”を胸に抱えたまま向き合ったことで、これまで衝突していた怒りの矛先が同じ敵へと定まり始めるのが見どころ。
絆斗はラキアの腕に手早く包帯を巻きながら、
「弟さん、すげぇよ。闇菓子の呪縛を跳ね返したんだからな」
と讃え、ラキアの険しい目がわずかに和らぎます。
――ここが本話最大の“共鳴”ポイント。
●絆斗:母を失い18年探し続けた〈孤独と執念〉
●ラキア:弟を失い復讐に囚われた〈喪失と怒り〉
ストマック社によって奪われた“家族の幸せ”という痛みを共有し、二人は初めて心の深層で結び付くのです。
シーンの締めくくりで、絆斗がほほ笑みを交えながら一言。
「人間もグラニュートも――大切な人がいることは変わらねぇ」
ラキアは視線を落とし、無言で小さくうなずく。
衝突から共闘へ。
二人の“痛み”が静かに重なり合ったこの瞬間が、後のダブル変身へと確かな導火線を引く――そんなエモーショナルな一幕でした。
鉄骨アクション、ダブル変身が火花を散らす
フラッペいずゴチゾウがリッパーの居場所を突き止め、絆斗とラキアは酸賀の研究室を出ていきます。
二人が出ていくシーンは颯爽としていて、新たな絆を感じさせる瞬間でした。
鉄骨足場に響く金属音のなか、ヴァレン・フラッペカスタムとヴラムが息を合わせてリッパーに挑む立体アクション!
絆斗が盾になり斬撃を浴びながら「弟の仇を討て!」と叫ぶシーンは、〈かつて自分が母を奪われた痛み〉を越えて、仲間の復讐心に寄り添う覚悟を示す熱過ぎる演出。
必殺〈ヴラムスラッシュ〉の光刃がリッパーを貫いた瞬間、思わず拍手しました――が、ラキアの弟の仇ではなかったと分かった時の虚無感もまた深い…。
“プリンでカップオン”――小さな和解の味
はぴぱれでのプリン休憩は、重いエピソードの“あと味”をスイーツで中和するガヴならではの巧さ。
ラキアが不器用に「この前は悪かった」と頭を下げ、絆斗が「社長には素直かよ!」とツッコむ漫才調のやりとりは微笑ましく、視聴者も思わず笑みがこぼれました。
プリンのとろける甘さが、ぎこちない3人をゆるく繋ぐ“カップオン”――タイトル回収も爽快です。
エピローグ:ニエルブの暗躍、ボッカ家の闇菓子依存――次章への布石
デンテを勧誘(脅迫?)するニエルブ、そして闇菓子に溺れる資産家マーゲンを取り込むボッカとニエルブ――物語はストマック社とグラニュート政界の“利害連合”へと拡大。
静かな会話劇なのに背筋が凍る緊迫感が漂い、「これは戦線が一気に地球外へ広がるぞ…!」と鳥肌が立ちました。
総評:バディ逆転と“本音”のカップオン
31話で芽生えた凸凹バディは、32話で〈怒れるラキア×支える絆斗〉へと立場が逆転。
互いの喪失を語り合い、本音をさらけ出すことで絆が深まる様子は、タイトルの“カップオン”そのもの――心の器に熱い想いをそっと注ぎ合う回でした。
立体アクションの爽快感と、キャラの深層をえぐるシリアスが絶妙にミックスされ、見応え満点!
個人的には、絆斗の「人間もグラニュートも変わらない」にシリーズテーマの核心を感じ、胸が熱くなりました。
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