人間界でのバイト経験を経て少しずつ心を開き始めたラキアと、黒いチョコに蝕まれつつある絆斗。
そこへ暗躍する酸賀の真意が重なり、物語は急激に苦く熱を帯びてきました。
次回のタイトル「酸いも甘いも焦がす程」が示すように、甘味と苦味が入り混じる予感たっぷりの27話を徹底紹介します。
ラキアと絆斗の運命や、ダークショウマ二人の謎も激化し、デンテの怪しげな研究も見逃せません。
果たして誰が次なる試練を乗り越え、甘くも苦い真実を掴むのか、注目です。
仮面ライダーガヴ27話予想:苦さと甘さが交錯する次回の幕開け
今回までの「ラキアと人間界のバイト体験」エピソードを経て、一気に空気が変わりそうな次回のサブタイトル。
“酸いも甘いも”と銘打たれている通り、まるでお菓子の甘さと焦げ付くような苦さが入り混じった重厚な回が期待できそうです。
前回で明らかになり始めた酸賀研造の真意や、辛木田絆斗の身体に起きている異変が物語の焦点となりそうですね。
涙を流す絆斗、そして倒れる彼を発見するショウマたち
不調を感じつつも無理を続けていた絆斗が、ついに限界を迎えた様子。
ショウマたちに見つかった時には相当フラフラな状態みたいです。
これまで、絆斗は「黒いチョコ」を使って仮面ライダーヴァレン(チョコルドフォーム)に変身していましたが、その負担が明らかに体へ悪影響を及ぼしています。
あるいは、酸賀に“何か”を施術されてしまった結果かもしれません。
泣きそうな絆斗を見るのは初めてかもしれませんが、彼が自分の体だけでなく亡き母・早恵のことを思い悩んでいるのだとしたら…この涙の理由がどこにあるのか、注目したいですね。
デンテ・ストマックの怪しげな実験? ゴチゾウが走る「回し車」
ショウマの大叔父であるデンテが再登場。
ゴチゾウをハムスターのような回し車で走らせる実験シーンが予告に映っています。
これがいったい何の研究なのかは不明ですが、ゴチゾウのスタミナや特殊能力を引き出す装置なのかもしれません。
デンテはストマック家の技術者としてショウマの“ガヴ”改造手術をした過去もあり、かなり独自の研究観を持つ人物。
今回もデンテの手によって、絆斗の身体を救うための何かしらの新しい装置を作り出す──なんて展開もあるかもしれません。
一方で、デンテと一緒にいた幸果がチョコルドゴチゾウを「怪しい」と疑っている様子も気になるところ。
絆斗のチョコ系ゴチゾウと何らかの“隠された秘密”があるのでは? と個人的には疑っています。
デンテがラキアのヴラスタムギアをチェックする場面
ラキア(仮面ライダーヴラム)のベルトであるヴラスタムギアを、デンテ・幸果とともに眺めるシーンがあるようです。
ラキアはニエルブが作り出したベルトを使っているため、ストマックの血筋を引くデンテなら何か解析できるのではないでしょうか。
おそらくデンテがヴラスタムギアを解析して、絆斗の「仮面ライダーヴァレン・フラッペカスタム」を作り出すのではと期待してしまいますね!
二人いるダークショウマ、そして酸賀研造の本性
先週のラストでも衝撃的に描かれた“ダークショウマが二人いる”という謎。
しかも酸賀が「ご主人様」と呼ばれていた事実。
予告では、その酸賀が 「仮面ライダーベイク」に変身 するシーンが映し出されています。
どうやら酸賀もゴチゾウを手にして、自作のベルトか何かでライダーとなる模様。
ここまで散々「研究のためなら善悪を問わない」と暗躍してきた酸賀が、ついに本格的に戦闘へ乗り出すのかと思うと、物語の暗さも一気に加速しそうです。
ショウマが「絆斗に何をしたの!?」と問い詰めても、酸賀は拘束したショウマを人質に取り、さらに絆斗に電話で“見せたいもの”があるから来い、と呼び出す。
まさに極悪非道です。
個人的に気になるのは、酸賀が作り上げたゴチゾウがどんなタイプかという点。
酸賀は“闇菓子”やグラニュート体液の研究に長けているので、普通のゴチゾウよりもはるかに強力かつ邪悪な存在になるのではないでしょうか。
絆斗の怒りが爆発する?
予告映像では、絆斗が怒りの叫びを上げる姿も印象的でした。
母を奪ったストマック社との因縁、そして今度は自分の体まで追い詰められ、さらにはショウマが酸賀の手で囚われたとなると、絆斗にとってはもう黙っていられない状況でしょう。
もし酸賀の目的が“新たなライダーを作り出すこと”だとしたら、絆斗を更なる実験台にしようとしている可能性すらありそうです。
かつては「利用する側」と「利用される側」の関係だった絆斗と酸賀が、ここにきて明確に敵対する構図になるのか、その行方が気になるところですね。
まとめ&放送まであと少し…(でも2週間!?)
いよいよ絆斗にスポットが当たり、酸賀が恐ろしい本性をむき出しにする回となりそうな第27話「酸いも甘いも焦がす程」。
これまでチラチラと不穏な影を見せていた酸賀が、ついに仮面ライダーとしてショウマに挑むのは大きな転換点でしょう。
ダークショウマ二人や、闇菓子の深みに潜む秘密も含め、今後の展開はますます波乱の予感です。
ラキアとの共闘があるのか、絆斗が再びヴァレンに変身して暴走してしまうのか、そしてデンテの実験がどんな効果をもたらすのか…?
謎は尽きませんが、どれもワクワクさせられます。
ただし次回放送まで少し間が空くとのこと。
ここまで待たせるからには、大きな衝撃展開を用意しているに違いありません!
待っている間は前回のラキア&浩二回などを見返しつつ、妄想を膨らませて放送を楽しみに待ちましょう。
というわけで、次回第27話は絆斗&酸賀の因縁がついに表面化する大注目回!
新たなライダー「仮面ライダーベイク」の誕生と、その力の秘密……果たしてどんな戦いが繰り広げられるのか! 放送日が待ち遠しくてたまりません。
衝撃必至!第26話「怒りのぷっつんプリン」の余韻と驚嘆ポイント
物語は、弟・コメルを侮辱されたラキア(仮面ライダーヴラム)が、グラニュートであるル・ビートルに怒りをぶつけるシーンから始まります。
「その汚い口を閉じろ!」
いつもはクールなラキアがここまで感情的になるのは、弟への思いが絡むからこそ。
ル・ビートルを追い詰めるものの、ル・ビートルの挑発に一瞬意識がブレた隙を突かれ、逃げられてしまいます。
このときのラキアの葛藤は、見ていて胸が痛くなるほど。
私は「弟思いな彼が揺れる姿」に、ラキアの人間らしさを強く感じました。
「カブトダンシ」を取り戻したい──浩二の想いとラキアの苛立ち
人気バーチャル配信者「カブトダンシ」の正体を取り戻そうとする青年・浩二とラキアがはぴぱれで話しています。
実はスイーツチャンネルは、ル・ビートルに“乗っ取られた”チャンネルだったのです。
この浩二、スイーツが大好きで配信を通じてみんなに喜んでもらいたいという、いわば“お菓子愛”の塊。
普段はおとなしい浩二ですが、大事なチャンネルを悪用された怒りから、ル・ビートルを相手に無茶をしようとしてしまいます。
そこにラキアが加わるのですが、浩二の「死んだ方がマシだ!」という勢いまかせな言葉にブチギレ。
かつて弟・コメルを失ったトラウマから、命を軽んじるような発言には敏感なのだと感じました。
ここはラキアの過去が垣間見える、痛々しくもリアルなシーンでしたね。
はぴぱれ社長・甘根幸果の信条
「みんなを幸せにしたい」というはぴぱれ社長・甘根幸果の言葉が光る回でもありました。
浩二が飛び出していってしまった後、公園でラキアを見つけた幸果は「業務命令よ!」とラキアを半ば強引に連れ出す。
けれどそこには、「手遅れになって後悔してほしくない。ラキアにも幸せになってほしい」
という思いがこもっています。
いつもはポジティブで明るいギャル社長ですが、こういう熱い台詞をさらっと言えるのが幸果の魅力。
視聴者としては「押しの強さと優しさのバランスが最高!」と思わず唸るシーンでした。
浩二とラキアの“プリン”での和解
公園のベンチで、大好きなプリンを食べていた浩二。
そこに現れたラキアと、ぎこちない空気からのちょっと心温まるやりとりが印象的でした。
カブトダンシとスイーツチャンネルは自分の嬉しい場所だったことを熱くラキアに語る浩二。
自分の買ったプリンをラキアに渡そうとする浩二。
ラキア「お前の好物なんだろう?」
浩二「嬉しかったから、あげるよ」
ここでラキアが弟・コメルとの石の思い出(グラニュートは石を食す)を重ねて思い出し、結果、プリンを二人で分け合って食べる。
たかがプリン、されどプリン──まさに“小さな幸せ”を共有する一瞬で、ラキアの固い心がすこし解けていくのを感じました。
このシーン、私は「ラキアがこれまで敵視していた人間を少しだけ身近に思えた瞬間」に見えて、とてもほっこりしましたね。
2つのフォームの合わせ技!ガヴ&ヴラムの共闘
終盤では、ル・ビートルがファンミーティングを開き参加者をヒトプレスにする事態に。
浩二の大切なチャンネル「カブトダンシ」を守ろうと、ラキア(ヴラム)は再びル・ビートルに立ち向かいます。
しかし、敵のエージェントたちとル・ビートル相手に苦戦。
そこへショウマが登場し、なんと「ブリザードソルベフォーム」+「ガヴホイッピア(アイスホイップ兵召喚つき)」という新しい要素を披露。
ホイップ兵のコーン部分がソフトクリーム化されているのは思わず笑ってしまいました。
スタッフさんの遊び心が詰まっていて最高です。
透明化(インビジブルゼリー)で、ル・ビートルを追い詰める姿がカッコいい!
しかし、使うたびにラキアの体に大きな負担があるらしく、ラキアの行末がちょっと心配になるほどの力でした。
ガヴのホイップ兵(ソフトクリーム仕様)
前垂れがアイスのコーンになっているという衝撃ビジュアル。
動きがトロくて愛嬌があるのにちゃんと役に立つギャップが面白い!
「アイスが溶けきる前に決着をつける」というのは、時間制限つきフォームの緊迫感があって盛り上がりました。
そして、ラキアはル・ビートルから“角”をへし折り、浩二の「カブトダンシ」を取り戻すことに成功。
「大事なものを奪われた上に侮辱までされた時の怒り」からの逆襲が描かれるのは、視聴者としても拍手喝采!
私はこのとき「ついにル・ビートルに天罰が下ったか…!」と心でガッツポーズしていました。
今回のラキアは“いつも以上にカッコよく”
監督は、ラキアが初変身した第17話も担当した柴﨑監督。
今回も彼を「とにかくカッコよく撮る」ことをテーマにしていたそうで、
• エージェントの攻撃をまともに受け止めてから変身する
• 変身前後のアングルにこだわりまくる
など、とにかくラキアの見せ場満載。
ハットを被った状態で目線が隠れたり見えたりする演出が非常にスタイリッシュで、私としては「いつもより100倍イケメンに見えるラキア」でした。
バーチャル配信者「カブトダンシ」制作秘話
監督の「バーチャル配信者のグラニュートをやりたい!」というアイデアから誕生したカブトダンシ。
イラスト・アニメーション制作は『東京コミュニケーションアート専門学校』の学生さんが協力されたそうで、甲冑×カブトムシ×スイーツというちょっと不思議な要素を見事にまとめたデザインが印象的でした。
浩二が取り戻したカブトダンシチャンネルの配信シーン、嬉しそうにプリンを食べるラキア&ショウマ&幸果の様子を見ると、「ああ、やっと日常が戻ってきたんだな」とホッとするラストでしたね。
“黒いチョコ”と酸賀研造の裏工作
一方で裏側では、酸賀研造、さらにダークショウマが怪しい動きを見せ始めます。
黒いチョコを使うことで体調不良に陥る絆斗を見て「想定以上に負担がかかっている」と言う酸賀。
酸賀は「新しい人造眷属の研究」を着々と進めている様子。
そして、酸賀研造の研究室で、ダークショウマがなんと二人登場、酸賀と仲良く談笑している衝撃シーンを見てしまう辛木田絆斗の場面で今回は終了です。
ダークショウマが兄弟はいっぱいいると話していたことや、ショウマの髪の毛からDNAを研究したり、怪しさ満点の酸賀でしたが、本当のことがわかるとやはり衝撃を受けました。
酸賀の真意はいったいどこにあるのか?
これは次回以降、ますますビターな展開を迎えそうで目が離せません。
次回予告──さらなるビター展開に期待!
ル・ビートル撃破で一件落着…かと思いきや、酸賀研造の研究室でダークショウマが2人(!?)姿を見せるなど、不穏な気配が急激に増しています。
絆斗の身体には大きな負担がかかっている様子ですし、闇菓子の研究を進めるストマック社だけでなく酸賀も一筋縄ではいかなさそう。
「仮面ライダーガヴ」として、ショウマがどう立ち向かっていくのか、そしてラキアがどこまで仲間として踏み込むのか――来週以降も見逃せないビター&スイートな展開が待っていそうですね!
それにしても、ラキアが今回のプリンで“お菓子の美味しさ”を少しは理解したのが嬉しい!
ラキアがこれからどんなスイーツにハマるのか、個人的にも気になるところです。
次はぜひ、苺ショートやチョコシュークリームあたりに挑戦してもらいたい…なんて思ってしまいます。
以上が、第26話「怒りのぷっつんプリン」の大まかなストーリーと見どころ・感想でした。
今回も、日常パートとシリアスパートのバランスが絶妙で、ラキアのやさぐれぶりやほっこりシーン、
そして終盤の怪しい伏線がとても刺激的でしたね。
次回以降も、ますます“ビターさ”が増していきそうな仮面ライダーガヴの世界から目が離せません!
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