2025年2月21日から期間限定で上映される『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』。
本作はTVシリーズ最終回後の物語を描き出すとされ、ファンとしてはその内容が非常に気になるところですよね。
今回は、公開前に出回った情報や予告動画を元に、ストーリー展開を大胆予想してみたいと思います。
卒業式という人生の節目が舞台となる今回、どのような物語が繰り広げられるのでしょうか。
仮面ライダーガッチャードGRADUATIONSストーリー予想
仮面ライダーガッチャードGRADUATIONSストーリー予想を現在ある情報を元に考察していきます。
卒業式の朝、刻まれる新たな戦いの幕開け
物語は富良洲高校の卒業式当日の朝から始まります。
校門には「第52回 祝 卒業」の看板が掲げられ、ミナト先生や銀杏蓮華、鶴原錆丸、そして宝太郎たちがこれまでの日々を振り返りながら新たな人生の一歩へと歩み出そうとしていました。
銀杏蓮華が「もう卒業って時の流れは早いなあ、お宝ちゃんは卒業したらどうするん?」と問えば、「俺はもちろん大物錬金術師!」と宝太郎が胸を張ります。
穏やかな光景。
しかし、次の瞬間、黒鋼スパナが頭を抱え、「うっ、何が起きた…俺はこの会話を知っている…時間が戻っている…!」と驚愕します。
どうやら、この卒業式の朝は、何度も繰り返される「タイムループ」に包まれているようなのです。
スパナが気付く時間逆行の謎とシリーズの系譜
このタイムループに気づいているのはスパナただ一人。
なぜ自分だけがループを認識できるのか?
その答えを求めて、スパナは校内を駆け回り、事態の原因究明に乗り出します。
校内には見慣れぬ警官風の人物がいて、ミナト先生、鶴原錆丸、銀杏蓮華を鋼線錬金術で囲い込むなど、奇妙な光景が展開されていました。
仮面ライダーシリーズで「時間」を歪める物語は、過去にも存在します。
その一つが『仮面ライダー4号』です。この作品では「もし○○だったら」という世界線を繰り返し、運命を覆そうとするタイムリープ的な要素が描かれました。
『4号』でもループによってキャラクターたちが苦しみ、そこからの脱出と新たな一歩が求められていましたが、今回の『GRADUATIONS』も、その精神的な継承を感じさせます。
スパナが孤独な戦いの末にループを断ち切ろうとする姿は、『4号』における繰り返される死と再生の物語を想起させ、仮面ライダーシリーズならではの「繰り返す時間」と「運命への抗い」を改めて提示しているかのようです。
再び「ケミー探し」が始まる
「久しぶりのケミー探しだ!」と宝太郎が声を上げるように、今回もケミーカードが事件の中核をなしています。
鶴原錆丸の「新しいケミーがいるなら学校内に潜んでいると見て間違いない」という発言からも、新たなケミーの存在が示唆されます。
この新たなケミーこそが、時間を歪める「ウロボロス」なのか、それともタイムループを引き起こすトリガーなのか。宝太郎と九堂りんねは校内を巡り、見えない敵を探索します。
りんねは「わたし一ノ瀬にも負けない錬金術師になりたい」と決意を語ります。
『4号』でタイムリープの中、ライダーたちが何度も運命に挑んだように、りんねや宝太郎たちも、繰り返される時の中で自分たちの道を切り開こうとするのでしょう。
人生の節目で交錯する思い
物語の中で注目したいのが、ミナト先生と枝見鏡花の存在です。
「鏡花との結婚認めてくれてありがとう」とミナト先生が語り、ウェディングドレス姿の鏡花と燕尾服のミナト先生が並ぶ姿は、卒業式と同じく人生の節目を感じさせます。
永遠に終わらない時間が繰り返される中で、それでも新たな生活へ踏み出そうとする二人の想いは、時間の渦中でも変わらない人間らしい願いを象徴するでしょう。
仮面ライダーたちの共闘と新フォーム
映像からはガッチャード、マジェード、ヴァルバラドが同時変身するシーンも確認できます。
ここで、スパナが覚醒する新フォーム「ヴァルバラドGT」が大きな活躍を見せると予想されます。
孤独にループを認識していたスパナが「一緒に戦おう、今度こそ終わらせる」と決意を固める姿は、かつて『4号』で繰り返し敗北と死を経験しながらも再起を図ったライダーたちを思わせます。
スパナたちは、シリーズの歴史の中で培われた「時間への抗い」というテーマを背負い、今度こそ運命を超えるでしょう。
永遠の時間からの卒業
「我、永遠を実現する」という新たなケミーの言葉が象徴するように、物語は「終わりなき時間」と「卒業」というテーマを強烈に対比させます。
『仮面ライダー4号』が描いたように、終わらない輪廻から抜け出すことこそが、真の解放であり、新たな始まりです。
最終的に、宝太郎たちはこのタイムループの呪縛から抜け出し、無事卒業を迎えると予想します。『4号』の時代に描かれた試練を今作は新たな形で映し出し、ライダーたちは過去作品の遺伝子を継承しながら、未来へと踏み出していくことでしょう。
仮面ライダーガッチャードGRADUATIONS展開予想:まとめ
『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS』は、単なる後日談に留まらず、タイムループというSF的要素と卒業式という人生の節目を巧みに融合した作品になりそうです。
『4号』で示された「時間を繰り返し、そこから抜け出すための苦闘」というコンセプトを新たな世代のライダーたちが受け継ぎ、永遠に閉ざされたループから真の卒業を手にする物語。
そこには、仮面ライダーシリーズが時を超えて描き続ける「運命への挑戦」と「未来への希望」が詰まっているに違いありません。
2025年2月、劇場で繰り返された時間と運命への挑戦、その先に見える新たな春を、私たちは目撃することになるでしょう!
↓↓↓仮面ライダー4号については以下のリンク先の情報をご覧ください。↓↓↓
コメント