第15話でショウマがロジョー(可児)に裏切られ、絆斗が囚われる苦い結末から一転、第16話「ノエルのおくりもの」ではクリスマスの“贈り物”を巡り、ショウマと絆斗の関係が再び動き出します。
ケーキングフォームや新たなブシュエルフォームが鍵となり、ストマック社への反撃準備が整うのか?
今後の展開を徹底考察!激動する物語が示す“ノエル”の奇跡を、ぜひ見届けてください。
- 次回予想!仮面ライダーガヴ第16話「ノエルのおくりもの」展開考察
- 仮面ライダーガヴ第15話「脱走!グラニュート」ストーリー解説
- 酸賀研造の研究室での密談から始まる不穏な空気
- はぴぱれの日常:ショウマが「賢者の贈り物」を読む
- 絆斗との再会とクリスマスのアルバイト
- 路上ミュージシャン可児(グラニュート)とエージェントの取引
- アルバイト後のはぴぱれ:信じるか、疑うか
- ストマック家とシータの余韻
- 可児(グラニュート)の告白:ストマック社を抜けたい?
- はぴぱれでの対立、そして気まずい空気
- 可児とジープの策略、そしてラーゲ9の暗躍
- デンテへの相談、そして決戦へ
- グラニュートの裏切りとケーキングフォームでの逆転劇…ならず
- ヴァレンの奮戦と敗北
- 仮面ライダーガヴ第15話「脱走!グラニュート」総括:甘さと苦さが交錯するクリスマス直前回
- 次回、ショウマはどう動くのか?
次回予想!仮面ライダーガヴ第16話「ノエルのおくりもの」展開考察
前回、路上ミュージシャン可児(ロジョー=グラニュート)の裏切りにより、絆斗(ヴァレン)が囚われの身となり、ショウマ(ガヴ)と絆斗の間には不穏な空気が漂っていました。
そんな中で迎える次回第16話「ノエルのおくりもの」は、クリスマスシーズンが舞台となるだけに、“贈り物”というキーワードがどのように人々の心を結び直すのかが大注目ポイント。
ここでは、来週どんな展開が待ち受けているのかを大胆予想してみます!
「ノエルのおくりもの」とは何を意味するのか?
予告タイトルにもなっている「ノエルのおくりもの」は、クリスマス=ノエルを示唆し、これまで「賢者の贈り物」を読んで学んだショウマの“思いやり”や、贈り合う心がフィーチャーされるはず。
前回、ショウマはグラニュート・ロジョー(可児)に裏切られてしまい、人を信じる優しさが仇となりました。
それでも甘根幸果の「届いてないと思ったら何回でも言うんだよ」というアドバイスは、「謝ること」「思いを繰り返し伝えること」の大切さを教えています。
つまり、今回の“ノエルのおくりもの”とは、ショウマから絆斗、あるいは人間界への“想いの再プレゼント”になるのではないでしょうか。
絆斗を救出せよ!ショウマの贖いと和解への一手
予告からも分かるように、ショウマは幸果に背中を押され、「悪いと思ったら謝ればいい」と励まされます。
ショウマは絆斗の元へ向かい、何らかの形で救出を試みるようです。
しかし、囚われの絆斗は「余計なことを…」とショウマに不満をあらわにするとのこと。
ここから推測するに、絆斗は単に捕らわれているわけではなく、何か自分なりの作戦を練っていた可能性があります。
もしかすると絆斗は、わざと捕まることでストマック社やロジョーたちの内情を探り、ストマック界へ直接突入するチャンスをうかがっていたのかもしれません。
ショウマが助けに来てしまうと計画が崩れ、絆斗としては「余計なことを…!」と苛立ちを覚えたのでは?
しかし、最終的にはショウマと絆斗が“お互いへの思いやり”を再確認し、再び共闘の道へ戻る展開がありそうです。
ロジョーの猛襲、そしてヴァレンの新たなフォーム「ブシュエルフォーム」
前回、ロジョー(可児)は嘘でショウマを欺き、ヴァレンである絆斗を捕らえることに成功しました。
次回、ロジョーは既にガヴ(ショウマ)のケーキングフォームの強さを知っているため、さらなる策を講じてくると考えられます。
今回は巧みな言葉よりも、より直接的な力や狡猾な戦術でガヴとヴァレンを圧倒しようとするかもしれません。
一方で、ガヴとヴァレン側は、新たなパワーアップが注目ポイントです。
ショウマが再び絆斗に渡すブシュエルゴチゾウが鍵となり、ヴァレンは「ブシュエルフォーム」へとフォームチェンジします。
これは、クリスマスシーズンにふさわしい甘くも力強いお菓子モチーフのパワーアップであり、ケーキングフォームのガヴと共にクリスマスの“ノエル”ならではのスイートなエネルギーでロジョーに対抗するでしょう。
つまり、ロジョーの猛攻に対し、ガヴとヴァレンは“ノエル”を象徴する新たなパワーで反撃に出ます。
騙し合いから一転、熱い正面衝突が繰り広げられ、ブシュエルフォーム誕生という“贈りもの”を得たヴァレンが、ロジョーを相手にどのような逆転劇を見せるのか。
クリスマスらしい華やかな戦いが予想され、視聴者としては期待が高まるばかりです。
相手を出し抜くためにも、この新フォームは「相手の攻撃をブッシュドノエルのように包み込んで受け止め、そのままスイートな一撃で返す」──そんな“クリスマス決戦”にふさわしい甘くも力強い能力を発揮するかもしれません。
ラーゲ9の台頭とニエルブの研究が鍵?
ランゴらから「期待通り優秀」と評価されたラーゲ9は、映画館でヒトプレスを乱獲してさらに認められ、闇菓子をゲット。となると、次の狩場はどこ?
クリスマス前で人通りの多いショッピングセンターや、行列のできるケーキショップがターゲットになるかもしれません。
もしラーゲ9がヒトプレス製造を急速に進めれば、人間界はさらなるパニックに。
さらにニエルブは「データが揃えば揃うほど、面白いものが作れる」と研究室で不穏に微笑んでいます。
前回手に入れたプリンを利用して、新たな怪人や、ガヴやヴァレンを追い詰める“特製闇菓子”の開発が進行している可能性も高いです。
これが今後の戦いにどう影響するのか、次回以降の伏線になりそうです。
ストマック社へ乗り込み?絆斗とショウマの大きな賭け
「もう少しで奴らの世界に行けるんだ!ストマック社に乗り込むチャンスなんだよ!」と興奮気味に話す絆斗のセリフから、次回は異世界であるストマック界への侵入経路が見え始めるのかもしれません。
ロジョーとの激闘を突破し、ヴァレン新フォームで勢いづいた二人は、この機会にストマック社の本拠地を突き止め、母や無数の人々を犠牲にしてきたグラニュート組織に直接打って出ようと考えるはずです。
果たして、その道筋は甘くないでしょうが、次回16話はその「侵攻」へ向けた準備段階とも言えそう。
ブシュエルフォーム誕生がその最初の一歩となるのではないでしょうか。
仮面ライダーガヴ16話予想のまとめ:和解と変身、新たな戦いへ続く“ノエル”の物語
次回「ノエルのおくりもの」は、
• ショウマが絆斗に再び想いを伝え直し、二人が一時的な確執を乗り越える場面
• ロジョーとのリベンジマッチで、仮面ライダーヴァレンの新たなブシュエルフォームお披露目
• ラーゲ9の動きやニエルブの研究が加速し、年末へ向けてストーリーが一気にヒートアップ
…といった怒涛の展開が期待できます。
クリスマスをテーマに「贈り物」をめぐる人間関係の修復が描かれる一方、ストマック社の闇はますます深まるばかり。
甘くてスパイシーな「ガヴ」の世界、ここから年末年始に向けて、ますます見逃せなくなること間違いなしです。
果たしてショウマと絆斗は本当の意味で手を取り合い、次なる戦いへと乗り出せるのか?
次週の放送を心待ちにしながら、ワクワクした気持ちでクリスマスケーキを準備し、テレビの前で待つとしましょう!
仮面ライダーガヴ第15話「脱走!グラニュート」ストーリー解説
クリスマスが迫る人間界を舞台に、グラニュートたちがまた新たな暗躍を見せた『仮面ライダーガヴ』第15話「脱走!グラニュート」を振り返っていきます。
酸賀研造の研究室での密談から始まる不穏な空気
物語はまず、酸賀研造の研究室からスタート。
そこに現れたのはストマック家のニエルブ・ストマックでした。
「人間界側の研究者と思っていた酸賀が、ニエルブと通じている?」と冒頭からビリビリする緊張感。
人間とグラニュートは対立関係にあるはずなのに、学問的探求心は敵味方を簡単に越えてしまうのでしょうか。
ニエルブは前回捕えたゴチゾウやグラニュートの器官を酸賀に手渡し、両者はこれからさらなる研究を進めていくようです。
研究への好奇心に突き動かされる酸賀とニエルブ。
科学者ならではの“信念”が、善悪の境界をあいまいにしていく様は不気味。
何が生まれるのか、嫌な予感しかしないですね。
はぴぱれの日常:ショウマが「賢者の贈り物」を読む
一方、なんでも屋「はぴぱれ」では、ショウマが本を読みふけっています。
その本は「賢者の贈り物」。
有名な物語で、お互いの大切なものを手放し合う愛情を描いた物語ですが、ショウマは最初その真意を掴みかねている様子。
甘根幸果が「互いを思いやる気持ち」の話だと教えると、ショウマは「高価な鎖や髪飾りより、思いやりこそが本当の贈り物なんだ」と理解します。
さらにショウマは幸果にプレゼントしたいと言いますが、幸果は「最近仲の良い辛木田絆斗にあげたら?」とアドバイス。
ショウマの世界観はお菓子中心でちょっと浮世離れしていますが、こうした古典的な物語を通じて人間的な優しさを学ぶのが微笑ましい。
甘いお菓子ヒーローが、“思いやり”という目に見えない甘さに目覚めていくプロセスは、戦いだけではないヒーロー像を感じさせます。
絆斗との再会とクリスマスのアルバイト
街へ出た辛木田絆斗は、前回取り逃したグラニュートを捜して意気込んでいます。
そんな中、人混みでぶつかった相手はトナカイのコスプレをしたショウマでした。
ショウマはクリスマスくじ引き大会のバイト中。
ここでプレゼントを渡すチャンス!とばかりに、ショウマは絆斗に「ブシュエルゴチゾウ」をあげますが、「これって思いやりかな?」と少しモヤモヤした表情。
くじ引き会場は大盛況で幸果は絆斗にも手伝いを頼みます。
ショウマだけでなく絆斗もトナカイ姿に。
真面目なライダー青年がトナカイ姿で「大当たり~」とベルを鳴らしているのはシュールで、笑わずにはいられません。
クリスマス前の緩い雰囲気が、今後のシリアスな展開とのギャップを際立たせます。
こういうほのぼのシーンがあると、後の暗転が一層刺さるんですよね。
路上ミュージシャン可児(グラニュート)とエージェントの取引
一方、裏では怪しい動きが進行中。
エージェントと、路上ミュージシャン姿の可児(グラニュート)が接触。
エージェントは「仕入れの質が悪い」と可児を叱責します。
「ちまちまやってもラチがあかない…でっかいことを考えよう」と呟く可児。
その視線の先には、ショウマと絆斗が!ここで悪だくみが始まってしまう予感がひしひし。
グラニュートたちは、単に人間を襲う怪物というよりビジネス的な発想で闇菓子生産を進めているところが怖い。
可児の「でっかいこと」という発言に不穏な笑みが見え隠れします。
アルバイト後のはぴぱれ:信じるか、疑うか
くじ引きバイトが終わり、一息つくショウマ、幸果、絆斗。
絆斗は「貸し1な」と言い残し、忙しいからと出かけようとしますが、その時、ショウマと絆斗は人通りの多い商店街で堂々と歌う可児(グラニュート)を発見します。
「なぜ、こんな人目につく場所で?」と二人は疑問に思う。
可児は二人に気づくと逃亡。
ショウマはお腹が痛いフリでバイトを抜け出し、絆斗もそれを追います。
しかし、路上ミュージシャン可児(グラニュート)はショウマに近づく機会を狙っているのでした。
人目につかない場所で歌っていたグラニュートが人目につく場所に来るって普通ありえないシチュエーション。
逆に考えれば、これは意図的な挑発。
ショウマと絆斗を誘い込もうとしているようで、張り詰める空気にドキリ。
ストマック家とシータの余韻
その頃、異世界のストマック家。
ジープがシータを失った瞬間を回想し、重苦しい雰囲気が漂います。
また、ランゴとグロッタがエージェントから「シータが赤ガヴ(ショウマ)にやられた」報告を受け、驚愕。
「何もできない子供のくせに早まったな・・・」と嘆くランゴ。
グロッタが「ニエルブも助けてあげればいいのに」と話すと「あいつはそういうやつだ」とニエルブの非情さを嘆きつつ、ランゴとグロッタはさらに暗い陰謀を巡らせていく。
ニエルブは自室で「シータの犠牲で赤ガヴの進化が見られた」と呟きつつ、プリンを使った謎の研究を開始。
家族内でさえも犠牲を計算に入れる冷徹さが、ストマック家の底知れぬ恐ろしさを感じさせます。
対する人間界はクリスマスムード。この温度差が際立って鳥肌もの。
可児(グラニュート)の告白:ストマック社を抜けたい?
逃げた可児を探すショウマ。
そこに可児(グラニュート)がわざと姿を現し、「ストマック社を抜けたい、もう人を襲うのは間違いだった」と告白します。
「チャンスをくれ、罪を償いたい」と懇願する可児に、ショウマは迷います。
そこへ駆けつけた絆斗は一切の慈悲なく攻撃。
ショウマは必死に止めるが、その隙に可児は逃げてしまう。
ここでついにテーマが前面化。グラニュートを「信じるか否か」。
ショウマが受け入れたい気持ちと、絆斗が断固拒否する姿勢が対立します。
もし本当に改心するグラニュートがいるなら…と考えるショウマと、過去の悲惨な出来事から許せない絆斗。
はぴぱれでの対立、そして気まずい空気
はぴぱれで、ショウマは絆斗に可児の「抜けたい」発言を伝えますが、絆斗は「騙されている」と一蹴。
ショウマはグラニュートにも上からの命令で仕方なく人を襲っている個体がいるかもしれないと、かすかな希望を持ちます。
しかし絆斗は、「お前の母も俺の母もスパイスにされたんだぞ!」と怒りをあらわに。
ショウマは「もし闇菓子に関わらないグラニュートがいたら、信用できるか?」と問いかけるが、絆斗は「根こそぎぶっ倒す」と冷酷に返します。
そこへ幸果が戻り、クリスマスパーティーの話を振るも、絆斗は去り、はぴぱれには重い空気が。
ショウマ自身が異世界側出身であること、そして家族を奪われたトラウマを抱える絆斗。
その間に生じる摩擦が生々しいです。
単純な「怪人vsヒーロー」じゃない葛藤が胸に刺さります。
可児とジープの策略、そしてラーゲ9の暗躍
可児(グラニュート)は物陰でジープと遭遇。
どうやらジープに何か作戦を持ちかけている様子。
ここで可児が実は大芝居をしていた可能性が濃厚に…。
一方、ニエルブとランゴは新たなバイトを投入。
それがグラニュート・ラーゲ9。人間界に潜入し、闇菓子の材料となるヒトプレスを量産する役割を担います。
ニエルブは人間に化ける装置、ランゴはバイトマニュアルを手渡し、ラーゲ9は法廷で毒を使い、人間たちを一瞬でヒトプレス化してしまいました。
ラーゲ9は「幸福度を上げる毒」で人を油断させるとか、相当えげつない。
法廷という緊張の場を一気に地獄絵図に変えるシーンはゾッとします。
ストマック家がいよいよ本腰を入れて人間界を攻略し始めた感じで、たちの悪さが加速中。
デンテへの相談、そして決戦へ
ショウマは「ストマック社を辞めたいと望むグラニュート」可児の話をデンテに相談します。
デンテは「そんなヤツがいれば、こっそり消えるか、消されるかだろう」と冷静に分析。
その時、ゴチゾウから「可児が襲われそうだ」と連絡が。
ショウマは現場へ急行します。
一方、絆斗は「グラニュートを倒してショウマに証明してやる!」と走り出す。
二人はそれぞれの信念に基づき行動を開始しました。
デンテの言葉は現実的で重い。「組織から抜けるなんて難しい」という冷厳な現実が、ショウマの理想主義を打ち砕きそう。
せめてショウマの優しさが報われる展開を願うけれど、状況は厳しい。
グラニュートの裏切りとケーキングフォームでの逆転劇…ならず
エージェントに襲われる可児(グラニュート)の元へ駆けつけるショウマ。
迷いながらもガヴに変身し、可児を助けようとしたその瞬間、可児はしれっとガヴを攻撃!やはり騙されていたのだ。
ショウマは「信じたかったのに」と悔しげ。
でも可児は「甘ちゃんだな」と嘲笑します。
ガヴはここで現在の最強フォームである「ケーキングフォーム」を発動し、圧倒的パワーで可児を追い詰めます。
形勢逆転かと思いきや、焦った可児はエージェントをけしかけて逃亡。
そこへ絆斗が現れ、ショウマは騙されたことを白状。
絆斗は「だから言っただろ」と呆れつつ「任せろ」と可児を追いかけます。
「闇菓子をやめる」と言うグラニュートがいたら…というもしもの問いが残酷な形で崩れ去りました。
甘さを責められるショウマですが、彼の善意が踏みにじられた痛みは計り知れない。
最強フォームで圧倒する瞬間すらも後味が悪く感じるほど、裏切りの苦さが心に残ります。
ヴァレンの奮戦と敗北
可児を追った絆斗は、ついにグラニュートとエージェントに追いつき仮面ライダーヴァレンに変身。
赤ガヴ狙いからヴァレン狙いへ目標を切り替えるグラニュートたち。
ヴァレンはブシュエル・ゴチゾウを使おうとしますが奪われてしまい、可児の必殺技「横歩きアタック(?)」を食らい、ついに倒されてしまいます。
変身が解除され、気絶する絆斗。
可児は「ストマック社に絆斗を渡せば大量の闇菓子が手に入る」と大喜び。
そこへガヴが駆けつけるも、ケーキングフォームの戦いでエネルギーを消耗し疲れ切っていました。
絶体絶命の状況で、今週は幕引きです。
「やっぱり信じるんじゃなかった」…ショウマの後悔と疲労が痛々しい。
優しさが仇となり、絆斗までも危機に追いやってしまった罪悪感。
そしてストマック側は着々と成果を挙げている。苦い年末ムード全開です。
仮面ライダーガヴ第15話「脱走!グラニュート」総括:甘さと苦さが交錯するクリスマス直前回
第15話「脱走!グラニュート」は、“甘い贈り物”や“賢者の贈り物”といった優しいテーマが、裏切りや策略、騙し合いの中で無残にも踏みにじられた回でした。
ショウマは人を信じたい一心で裏切られ、絆斗はトラウマから一歩も譲らず、双方が痛みを抱える展開に。ストマック家とグラニュート陣営は量産的な戦略を取り、人間界を攻め落とし始めている。
一見華やかなクリスマスシーズンが、皮肉にもヒーローたちにとっては残酷な季節になりつつあります。
次回、ショウマはどう動くのか?
苦い経験から立ち直り、絆斗を救う糸口をつかめるのか。
ケーキングフォームが最強とはいえ、心の弱さを克服できなければ本当の強さは得られないでしょう。
人間界と異世界の狭間で揺れるショウマの成長に期待しつつ、次回を待ちたいと思います。
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